2026/06/04
IoT技術の進展に伴って、データ通信機能を搭載する機器の普及が急速に進んでいます。特にセキュリティ機器や産業用センサー、各種IoTデバイスでは、一次電池で長期間駆動する用途が多く、機器のメンテナンス頻度を低減するための低消費電力化が重要な課題となっています。また、ワイヤレスセンサーネットワーク(WSN)機器では、通信距離の拡大や機能の高度化に伴い、通信時の電流増加に対応できる電源性能も求められています。
本製品は、こうした市場ニーズに応えるために開発した、超低消費電流と大電流対応を両立した降圧DC/DCスイッチングレギュレータです。
- 超低消費電流Iq=85nAを実現
スリープ状態における自己消費電流を大幅に低減し、待機時間の長いIoT機器やセンサー機器において電池寿命の延長に貢献します。
- 低リップル電圧と優れた負荷過渡応答特性
リップル電圧はTyp. 10mVpp(IOUT=500mA)と低く、高速な負荷過渡応答により、データ通信時の電源変動を抑制し、転送エラーの低減に貢献します。
- PWM(Pulse Width Modulation)/ PFM(Pulse Frequency Modulation)自動切り替え制御による広範囲での高効率動作
軽負荷時にはPFM、負荷電流が大きくなるとPWMへ自動的に切り替わり、負荷電流1~10µAの軽負荷領域でも80%以上の高効率を維持するとともに、最大1Aまでの出力電流に対応します。
- シャットダウン機能およびオートディスチャージ対応
EN端子によるシャットダウン制御が可能で、オートディスチャージ機能の有無により下記2タイプから選択できます。
- オートディスチャージ有:NC2650ZAxxxAE2S
- オートディスチャージ無:NC2650ZAxxxBE2S
- 超小型WLCSPパッケージを採用
高密度実装に適したWLCSP-6-ZA2(1.47 × 0.87 × 0.4 mm)により、機器の小型化に貢献します。

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アプリケーション例
- 補聴器・メディカルパッチ
- スマートウォッチ
- IoT エッジ端末
- キーレスエントリーシステム
- 報知器・センサーネットワーク機器